お稽古で使用する自前の居合刀
フィクションの時代小説が好きで
今の時代に合わないかもしれないけれど
「武士の矜持」という潔い言葉が好き。
そんな私は今年から「居合」のお稽古を始めている。
始める理由は人それぞれ、続ける理由も人それぞれだけど
私は「ほーほー。これが袈裟切りの角度か。」と小説の主人公の太刀を確認したり、
師範からの「これじゃ(敵の身体から刀が)抜けないよね。」のコメントに
「確かに!突いた角度のまま抜かねば」と謎の萌えポイントを楽しむ日々。
週末のお稽古には仕事柄毎週参加はできないけれど、
あまりに間があくと下手すぎて先生にも申し訳ないので
家ではリビングに模擬刀を置き、鍋で何かを煮ている間に正座して刀を振っている。
天井が高い家に憧れたことはなかったけど、きちんと自主練できるような天井高が今欲しい。
居合は高齢でも続けられそうなので、
このままおばあちゃんになっても続けられるよう
急がず、焦らず、人と比べず、楽しみたい。
なにしろ70歳のとき、この道30年のおばあちゃんって絶対カッコ良いからね!
コラム文:崎村友絵
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