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vol:5 自分のための時間


お稽古で使用する自前の居合刀



フィクションの時代小説が好きで

今の時代に合わないかもしれないけれど

「武士の矜持」という潔い言葉が好き。


そんな私は今年から「居合」のお稽古を始めている。

始める理由は人それぞれ、続ける理由も人それぞれだけど

私は「ほーほー。これが袈裟切りの角度か。」と小説の主人公の太刀を確認したり、

師範からの「これじゃ(敵の身体から刀が)抜けないよね。」のコメントに

「確かに!突いた角度のまま抜かねば」と謎の萌えポイントを楽しむ日々。


週末のお稽古には仕事柄毎週参加はできないけれど、

あまりに間があくと下手すぎて先生にも申し訳ないので

家ではリビングに模擬刀を置き、鍋で何かを煮ている間に正座して刀を振っている。

天井が高い家に憧れたことはなかったけど、きちんと自主練できるような天井高が今欲しい。


居合は高齢でも続けられそうなので、

このままおばあちゃんになっても続けられるよう

急がず、焦らず、人と比べず、楽しみたい。


なにしろ70歳のとき、この道30年のおばあちゃんって絶対カッコ良いからね!


コラム文:崎村友絵

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